企業がブランドのもつ信頼感に戦略を絞り成功する例

国民は戦後、物質的な豊かさを追い求めてきて高度経済成長を経験し、それを実感してきました。消費者のこの消費ブームにのって企業はメーカーが販売企業と一体となって売れるものを世の中に供給してきましたが、数十年の間に汎用的なものは世の中に行きわたり、ある面では成熟型社会を迎えていると思います。この間に、企業の販売競争がますます激しさを増してきた感じがしています。デパートやショッピング街だけでなくネット販売網の構築によって商品、サービスの溢れかえる時代となり、消費者の他にはない、自分だけのものを欲する傾向が強くなってくるに従い、企業は自社、あるいは製品のブランドを前面に出して消費者と交流する戦略をとり、単にものやサービスを提供するのではなく、ブランドを通じて企業イメージあるいは商品やサービスのイメージを示して成功を収める傾向が高まっています。それも、例えば、時と場次第で社名を前面に出す場合と商品やサービス名を強調して社名を出さない作戦を使い分けているのです。他社との競合状態の中で消費者の脳裏に自社あるいは自社の商品やサービスが浮かんだ時に選択してくれる信頼感が何であるかを考える戦略がブランドの中にあるのだと思います。

アパレルブランドにおいて売上戦略と存続成功の例

アパレルブランドにおいて、前年を上回る売上達成と顧客獲得はブランド維持の成功です。毎年沢山のブランドが立ち上げられていますが、顧客のニーズに応えなければいくら有名な媒体と協力しても存続維持は難しいです。その戦略の成功例は各店舗で違います。まず、店舗の客層を理解することです。百貨店、ファッションビル、路面店と混雑する時間、客層も違います。同じ商品でも地方店、都内店と少なからず違いがあります。店舗のことを一番理解しているのは本部スタッフではなく、そのお店の店長であり販売スタッフです。売れる店作りの例として、売れそうな商品が入荷したら積極的にボディに飾ったり、全面に出しお客様の反応を見ます。反応が良いようなら、欠品前に入荷を頼みます。その商品が完売した場合の次なる売れ筋商品を考え、店長がいない場合でも他スタッフが店舗作りができるよう常に新鮮な店作りをします。

日本ブランドでは世界戦略を積極化して成功した例も

日本では少子高齢化社会になっていているため、企業は海外への展開を急いでいるところがあります。日本のメジャーなアパレルブランドではアジアを中心とした世界戦略を積極化しています。世界の市場で成功するブランドとなるためには、企業のロゴをどこの国でも受け入れやすいものにすることが重要です。日本のアパレルブランドでは、有名デザイナーに依頼したロゴを作成して世界共通で使用していくようにしています。また、店舗展開においては、まずは大都市に旗艦店を作って知名度を高めてから、郊外へ店舗展開する流れを取っています。中国の上海では世界最大の店舗を作った結果、アジアで最も成功している例となっています。店舗で販売する商品については、他のブランドにはない機能性の高い物を扱ったり、素材の優れた商品を提供することで他のアパレル店と差別化を図っています。